SSブログ

『WICKED』 [こんなん観ました]

久々に観劇してきました。今年初め、ダンナが休みを取るのを忘れたので、行けなかったミュージカル。
もうようやっと!!って張り切って行ってきました(笑)ダンナにはみゆきとお留守番、ユウタは学校から帰ったらお友達のところに遊びに行ったそうな(^^;

劇団四季の『WICKED』 ウイキッドは 「オズの魔法使い」 に出てきた、「善き魔女グリンダ」 と 「悪い魔女エルファバ」 が主人公。なぜ二人は 「善き魔女・悪い魔女」 となったのか???

作家グレゴリー・マグワイアによって書かれた「ウィキッド~誰も知らない、もう一つのオズの物語」は1995年に出版、「オズの魔法使い」の知られざるプロローグを描いたこの小説は、ドロシーが「オズの国」に迷い込むずっと前に起こった、二人の魔女の物語。

ざざっとあらすじを載せますと
→動物も同じ言葉を話し、共に暮らしていた自由の国─オズ。ただ動物たちは徐々に差別され喋れなくなってきている。そんな中、魔法を学ぶ大学に入学してきたエルファバ。
頭脳明晰で激しい気性、生まれながらに不思議な魔法の力を持ちながら、緑色の肌のため家族に疎まれ、周囲の学生たちとも馴染めずにいた彼女は、ひょんな事から見事な美貌と天性の明るさを備えたクラスの人気者・グリンダと同じルームメイトに。二人は対立するものの、次第に理解し合い親友と呼べるほどの友情を育んでいく。
そこへ、この国の支配者にして強大な魔力を持つと言われるオズの魔法使いから招待状が届きます。
二人はエメラルドシティで驚くべき事実を知る。「オズの魔法使い」こそが、自分の権力を強化するために動物たちの言葉を奪っていた、異変の元凶。しかもエルファバの力さえも利用しようとしていた。
陰謀の正体に驚き怒ったエルファバは、動物たちを解放するために闘うことを決意。
真相を見抜かれたオズは、国民を駆り立て、誤った情報を与えてエルファバを「悪い魔女」に、そしてグリンダをオズの国を救うシンボル「善き魔女」に祭り上げ…。


といった感じなんですが、なかなかに社会派なんです。外見による差別、動物たちの迫害は「敵がいれば、みなまとまり安心する」とオズが考案したこと、間違ったことをただそうとしたエルファバも権力者の情報操作で極悪非道な悪い魔女となり、権力者に都合のよいシンボルが用意され…。
現実にも当てはまることいっぱいですよね。
カカシもブリキのきこりもライオンも、彼らが彼らになった理由が描かれてます。
これらがコミカルなシーンと織り混ぜて、前半90分。後半50分の長丁場ながら、全く時間を感じさせず最後までのめりこんでみてしまいました。
もちろん、舞台装置も衣装も素晴らしいんですが、ストーリーと展開にこれほどまでに引き込まれるとは。
今までも観劇してて、生の舞台の素晴らしさに感動したし、夢を見せてもらったんですが、今回のは今までとはまた違った感情です。

これ、もう一度観たい!!ううー、何度でもみたい[目]
映画はレンタルもあるけれど、この手のは販売さえなかなかないので劇場に行くしかにんですが、行きたいよ~。
ちなみに前から2列目・中央と、夢のように良い席で、役者さんの表情、衣装の細部まで見れました[ハートたち(複数ハート)]
はぁ、ダンナさま、是非とも来年はじめ辺りもう一回(多分ロングランで、してるだろう)

で、夢見た時間はあっという間、終演と同時に母モード。いや出かける前も母モード(爆)
梅田なんてバーゲン始まって賑やかなのに、まるっきり無視して駅へ直行[ダッシュ(走り出すさま)][ダッシュ(走り出すさま)]
大慌てで帰ったら、雨が降り出してるのに取り込まれてない洗濯物を取り込み、作っていったハヤシライスにあわせてサラダを作り、子供の相手なんかも…  あぁ、感動を語りたいのに誰も聞く気なし[もうやだ~(悲しい顔)]
とりあえず、子どもが寝たあとでダンナに「今日は有難うね~!!もう本当に感動してね、スゴク良かったの」とお礼&アピールしてみたんだけど届いたかしら?とりあえずここで話して一息つきます(笑)
とりあえず、すぐに観に行くことはできないし、原作訳本を買って読もうと思います。
最近、エッセイかミステリーばっかりだったのでちょっと新鮮かも[るんるん]
nice!(9)  コメント(6) 
共通テーマ:育児

nice! 9

コメント 6

edi

『WICKED』は素敵な舞台ですよねぇ~☆
私も出来ればもう1度観たいです!( ̄ー ̄)v
by edi (2010-06-27 00:46) 

マンチ軍団

『WICKED』私も観劇しました。
by マンチ軍団 (2010-06-27 01:39) 

horigon

それは、現実と離れて、とても有意義な時間をお過ごしになりましたね。
ともかく、妻であり母であることも大切なことですが、突き詰めれば
一個の人間として過ごす時間もなければ、萎れてしまいます。
観劇から派生した読書も、大いに結構ではありませんか。

毎日、仕事(ハナクソほじり)の合間に主夫業の僕としては、大いに
刺激になりました。(笑)
by horigon (2010-06-27 08:10) 

yuki

素敵な舞台が見れてよかったね~!!
いいリフレッシュになったんじゃない?

前の記事だけど、潮干狩り残念だったね~。
でもほかのことで子供たちが楽しめたならOKかな(^^)
ちなみに悠人は、潮干狩りしてから貝が食べれるようになったで。今じゃ大好きやわ。
by yuki (2010-06-27 15:47) 

なかちゃん

とっても有意義な時間をすごしてこられたご様子、良かったですね ^^
あらすじを読んだだけでボクも観たくなってしまいました。
ボクは観劇は経験ないけど、昨年はALICEのコンサートを2回も見たから
そちらで楽しむことができました。
そんなお楽しみの時間があると、毎日の生活にも張りが出るってことだと
思います。
もう少しお子さんが大きくなったら、今度はご主人と一緒に行くってのも
いいかもしれませんね (^^)

by なかちゃん (2010-06-28 10:09) 

ちあこさん

ediさん>はい。観劇日記を読ませていただきましたよ~。羨ましく思いつつ読んだので、念願かないました。
来訪ありがとうね♪

マンチ軍団さん>コメント&ナイスありがとうございます。観劇もお好きですか?いい作品に当たると、本当幸せです

horigonさん>本は図書館で、映画はレンタルで、ものすごく気に入ればどちらも買うこともできますが、ミュージカルはそういう分野ではかなりマイナーなので不便といえば不便ですが、観に行けるとやはり生の迫力があってとてもいい刺激になります。子供のことが心の隅にあって、のめり込みつつも腕時計で時間チェックということもしてしまいますが(ーー; 
自分自身にとって有意義な時間でした。

ゆきちゃん>かなり幸せ☆☆☆ リフレッシュになりました。
ただねー、本当に潮干狩りは行きたくて仕方なかったから、かなり残念なの。ダンナなんて熊手4本勝手準備してたのよ(><)

なかちゃん>そうですね、これを胸に毎日頑張って、毎日頑張ったらまた観劇に行こうかな。

ご夫婦でや、カップルも劇場で良く見かけます。主人とは映画しか行ったことがないのでいつかは是非!!と思うけれど、ミュージカルにはあまり興味がないそうです。
ミュージカル映画で「ムーランルージュ」や「オペラ座の怪人」は二人で見たんですけれどね
by ちあこさん (2010-06-29 07:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。